掴め!読書会という幸福 ~オタクと読書会~
皆さま、こんにちわ。#ぽっぽアドベント2024 、13日担当のかかり真魚です。
有り難いことに今年も主宰者はとさんのご好意により、この素敵な年末のイベントに参加させて頂けることになりました。ハッピーを牽引する名人、はとさんの優しくて頼もしいパワーに感謝しつつ、今年も楽しい記事の数々にとても楽しい毎日を過ごしております!!!!
なお、近年のわたしのぽっぽアドベント記事はこちらになります。
ぽっぽアドベントを毎年楽しまれている方なら、わたしが筋金入りのドストエフスキーオタクであり、その余波でロシア語ではなく、なぜか韓国語を一生懸命勉強していることは既にご存じかと思います。
こやつ、また今年もドストエフスキーの話をしようとしているのではあるまいか。
なるほど、そのようなご意見を持たれることも尤もです。しかし母数の関係上により、ドストエフスキーのオタクは一人につき千人分喋って見せてこそ、つまりいったん口を開けば一息で文庫本十五頁分くらいの分量をぶっ通しでのべつ喋りまくってこそ「ああ、こういうオタクもいるんだな……」と人々の認知にようやっと上りもし、はたまた「おや……そんなに面白いっていうんなら、ちょいと古本屋で投げ売りされている『賭博者』でも買って読んでみようかい」という御仁が現れる日もあるかも知れないというものです。
オタクに妥協なし。ドストエフスキーオタクは酸素を吸って生きているのではない、酸素を吸って燃え上がっているのだ。ということで、例年に違わず喋りまくっていこうと思います!!!
さて今回のテーマは「枠を壊せ!」です。わたしは今年、二つの読書会に参加していたのですが、いずれも素晴らしい幸福を得ました。それは「読書は基本的にひとりでやるものである」という枠を壊した先からやってきたものです。
わたしは『ドストエフスキー読書会』と『原書でキム・ジヨンを読む読書会』に参加しており、この記事では、これらの読書会について書いていきたいと思います。
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みなさんも読書会、参加されたことがありますでしょうか?
わたしは幼い頃から本を読むことが好きでしたが、大人になるまで特に読書好きの友人も付近におらず、孤独に読書をしてきたタイプの人間だと思います。一人で静かに片田舎のブックオフに行き、一人で静かに立ち読みし、一人で静かに百円棚から面白そうな本を買いまくり、一人で静かに耽読して参りました。(当時は図書館という文化施設に通う概念がなかった)
やや成長したあとは、インターネット上で本読みの方々のブログや掲示板などで他人の読書体験を追従する面白さなども得ましたが、実際に大人数でリアルタイムの意見を交わし合うことなどはありませんでした。
読書会と言えば、ひとつ思い出すことがあります。高校生の頃、学校の廊下に張り出された「校内読書会」のポスターです。そのポスターは月に一回貼り替えられ、毎月一回図書室で楽しげに行われている催しを幾度となくわたしに伝えてきました。
めちゃくちゃ行きたい。
楽しそうだし、ここに行けば、本が好きな人たちと友人になれるのではないか。
そう思いながらも、三年間わたしが校内読書会に参加することはありませんでした。当時わたしはバリバリの運動部員であり、課外時間は朝練夕練と死ぬほど走らせられまくりベンチプレスをさせられまくりわけの分からない各種筋トレをさせられまくりと死に物狂いで運動をさせられており、兎にも角にも忙しかったのです。「読書会に行きたいので部活休んで良いですか?」と口に出すことはなんとなく死を予感させられることでもありました(そのような運動部至上主義の態度をわたしは支持しません)。死を飛び越えて参加すればよかったと今では思いますが、当時の頼りない子供だったわたしには、それはとても難しいことでした。
ああ、憧れの読書会。そして思い出す学生時代の苦痛と窮屈さ。
このような記憶を鑑みると、わたしにとっての読書会参加は、まさしく当時はできなかったことにコミットしてみるという、自分の枠を壊して外界に飛び出していくことでした。
それでは以下、わたしが今年参加した二つの読書会を皆さんにご紹介してみたいと思います。レッツゴー――!!!!

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1『ドストエフスキー読書会』(オンライン)
主催はロシア文学者の杉里直人さんで、その他七名のメンバーがいます。杉里さんと同窓でロシア文学を学んだというかたもいれば、教え子のかた、今もドストエフスキーを研究されているかた、ドストエーフスキイの会の会員のかた、その他諸々とそれぞれがドストエフスキー、またはロシア文学を強く愛している面々です。
わたしは道端のドストエフスキーオタクですが、日夜Twitter(現X)でドストエフスキーの話をしまくり、数年前に出た杉里直人翻訳「詳注版カラマーゾフの兄弟」を絶賛しまくっていたところ、杉里さんと交流を交わす機会を有り難くも得ることができました。そして気が付けば、読書会まで参加させて頂いているというインターネット・マジックの恩恵を受けております。生きているといいことがある。
さて、「ドストエフスキー読書会」とは、フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーの全作品を全通する(※一部の掌編作品等を除く)ことを目的とした、熱量高めの読書会です。
実はこの読書会に至っては、丸二年を迎えたところで今年封切りのものではないのですが、私の初の読書会体験であり、またものすごく高い熱量で交わされる発表や意見に感動しているところですので挿入させて頂きます。
ちなみに、今年のラインナップは『賭博者』『永遠の夫』『白痴』『悪霊』でした。
<早口> 華々しく『貧しき人々』で文壇デビューしたドストエフスキーですが、二作目『分身』以降は評価が振るわず、そうこうしているうちにペトラシェフスキーが主宰する社会主義サークルの会員になったことが原因で逮捕され、死刑判決を受けるも銃殺刑執行直前に特赦が与えられてシベリアに流刑されて刑期を終え、その後当時の生活をルポ小説として書いた『死の家の記録』により再評価を受け、再び意欲的に活動を続けて『罪と罰』の執筆にかかりつつ、私生活では共同出版をしていた兄を亡くし多額の借金をかぶり、妻が病気で死の床にあるのに別の苛烈な女性との恋に身を焦がしつつルーレット賭博に嵌まり込んでにっちもさっちもいかないうちにその経験を基にして書かれたのが『賭博者』です。←ここから</早口>
ドストエフスキーは作風も濃ければ著者の人生も濃く、本人も「なんかほどほどってできなくて、通常の人間が越えられない一線を突き進んじゃうんだよね~」みたいなことを書簡でも言ってるんですが、もう納得しかない。ブレーキのない心臓とはおまえのことだよ。
この読書会のいいところは、何と言ってもドストエフスキーが好きな人間しか参加者にいないため、とにかく全てが濃いところにあります。一ヶ月に一回の開催で、毎度発表者を決めます。発表者は読書会開催日までに、作品の背景や読みどころの解説、先行研究などの紹介、または複雑化する作品内及び前史の時間軸を整理して、当日は導入の三十分ほどでこれらを発表しつつ、読書会のアウトラインを引いていきます。そして、この資料が毎回とても素晴らしいのです。
各人が作品を読み込み、関連資料を読み込みながら作った資料は毎回届くたびにため息が出るほどです。更に、その資料を基にした読書会発表を聞くこと、その後にみんなで発表者に対する質疑応答を含めて作品に迫っていく過程は、もう窒息しそうなほど面白い。心臓が溢れるかと思うほどの歓喜を伴います。
そう、なんていうかもう、殆ど大学のゼミです(完成度が)
しかし大学のゼミと違うところは、わたしの場合は一途に趣味として大満喫しているところにあります。勉強でも仕事でもない、遊びとして好きなことを突き詰めていく楽しみがこの読書会にはあります。
ちなみに参考資料としては、わたしはモチューリスキー『評伝ドストエフスキー』がバランスが良くて好きなのですが、これを読めばドストエフスキーの当時の人生状況、当初の構想、作品の読みどころ及び同時代の作家とのラップバトル箇所等々が細かく知ることが出来ます。
「ロシア文学の先生もいらっしゃるし、さぞお堅い読書会なのでは……」と思われる方も居るかも知れませんが、老若男女が集まりお互いに言いたいことを気軽に言える読書会です。
杉里さんからの専門的な補足や解説、創作ノートやシベリアノートの活用のされかたを教えて頂き、作品が持つ背景や陰影を楽しんだかと思えば、「スヴィドリガイロフがめちゃくちゃ格好良すぎてつらい」「『永遠の夫』は冴えない中年男同士のBLとして再評価されるべきではないか」というオタク的意見、「ドストエフスキーには少女陵辱とそれに対する怒りが繰り返し描かれる」「自分の人生を生きられない女の苦痛をかなり詳細にそれと分かって描写しているところがある」というフェミニズム的意見が交わされもし、そういうさまざまな角度や層からの読みを総括して楽しめるという、ものすごく楽しくて面白い読書会なのです。
わたしは実は、この読書会に参加するまでは『カラマーゾフの兄弟』が大好きではあるものの、ドストエフスキー作品は四大長編しか読んだことがなく、著者の人生も作品の背景も先行研究にも深い興味を抱いてはいませんでした。そう、実際のところは「ドストエフスキーオタク」を名乗りつつも、その実は『カラマーゾフの兄弟』のオタクだったのです。
しかし、この読書会を通じてデビュー作から通してずっとドストエフスキーの作品を読み進める内に、著者の人生や作品背景は勿論のこと、彼が毎回作品内で「新しい実験」を果敢に試みている作家としてのチャレンジ精神や、彼が絶えず拘って書き続けている人間の精神性などについても深く理解するようになりました。
そして自分の読み方とは違う人の意見に耳を傾ける面白さといったら。それがすっと自分の中に入ってきて、これまで自分が読んでいた物語の意味づけとは180度変わってしまうような体験もしました。
ひとりの作家の作品を深く愛し、同志たちとその深みへ高みへと分け入っていく喜びが、この読書会にはあります。
こんな至福が一ヶ月に一回もあっていいものでしょうか!僕はこのとおり人生に感謝しています!
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2『キム・ジヨン読書会』(オンライン)
日本の韓国語界では言わずと知れたゆうき先生が主催の読書会で、韓国語の原書小説を一年かけて一冊読み切るという読書会です。
カラマーゾフの兄弟が韓国でミュージカル化されたのをきっかけに韓国語を勉強し始めたわたしですが、韓国語が持つ言語としての魅力に嵌まり込んだこともあり、現在でもコツコツ勉強を続けています。
昨年末に韓国語の原書読書会の募集が掛かったときには、文芸翻訳に興味があるわたしにぴったりの読書会だと思いました。一人では難しくても、みんなとなら読み通せるかも知れない。また、分からないところは韓国語のプロ、ゆうき先生に直接尋ねれば解決するという素晴らしい補償付きだなんて、あまりにも渡りに船じゃあないか!
「とはいえ、わたしには小説一冊読み切るのは難しいかしらん?」という気もしたのですが、韓国語を始めたことで変化したマインド「とりあえずチャレンジしてみろ!!」の精神で勢いよく申し込んでみました。自分の頭脳は信じられなくても、自分のオタクとしてのガッツと病的な興奮は信じられる。
昨年の課題図書はチョン・セラン『フィフティ・ピープル』で、今年の課題図書はチョ・ナムジュ『82年生まれ キム・ジヨン』でした。社会現象にもなったキム・ジヨンを、今もう一度読んでみる価値についてゆうき先生が語っておられたのも印象的でした。
この読書会は、隔週で日曜日の九時から、一回九十分(とはいえ大抵は二時間くらい掛かってました笑)で一年を通して行われます。毎回範囲を決めて、そこまで予習してきたものを読書会で読んでいくというものです。なお、この読書会の良かったところは「発表したい人(時)、聴きに徹したい人(時)を双方明記のうえ進行される」「文法の解説も当然ありつつ、物語の背景にある韓国社会の歴史やフェミニズムについての解説や他作品(映画等)の紹介がある」「当日参加出来なかったひとも、アーカイブでの参加ができる」「オープンチャットが用意されており、当日発言できなかったことや、後から疑問に思ったことなどを共有できる」「自由な雰囲気で進行されており、かなり楽しかった」などです。特に、大人数でオンライン上でやる場合、コミットを求める度合いを可視化しておくのは、進行役にも参加者にも非常に有意義だと感じました。
最初は、文法解説等が主の読書会なのかなと思っていましたが、それは補足で、あくまでも課題図書そのものをみんなで共有仕合ながら読んでいく読書会でした。当然、始まった当初はわたしを含めて韓国語で小説を読み慣れていない参加者も多く、文法関係の質問が多く交わされました。
しかし、読み進めて行くに従って、段々こなれも出てきて文法の質問は減っていき、それと同時に、書かれてあるテクストの内容や、当時や今の韓国社会についての意見や感想、質問などが増え始めました。毎回、内容に沿ったニュースや資料をゆうき先生が用意してくれて、それをみんなで鑑賞するのも楽しみの一つでした。
キムジヨンは既に話題になったときに翻訳で読んでいたのですが、忘れている部分が多く、読みながらジヨンの人生を一緒に併走しているような気持ちになりました。韓国と日本は、似ている部分もあれば違う部分もありますが、ジヨンが幾度もぶつかる壁や苦痛は、現在日本に暮らすわたしたちにもダイレクトに届きます。
韓国語で小説を読むことの面白さは何か。
外国語で書かれた小説のニュアンスをそのまま受け取りながら読めることはもちろんです。更に、わたしの場合は、母語語のようにすらすら走り読めないからこそ、一行一行の描写を吟味し、その言葉や表象に留まっている時間をたくさん持つことが出来ました。
この小説に書かれている言葉、文法的ニュアンス、表象、そんなものを辞書を引きつつ引きつつ、確かめるようにしながら読んでいきました。ある意味では、かなり精読に近い読み方になっていたと思います。
妊娠したジヨンが、夫と話し合い、しかし話し合いはあったものの当然のように女であるジヨンの方が仕事を辞めるときの描写があります。尊敬していた上司に退社を伝えたときも、送別会の席でも、最後の帰り道でも泣かなかったジヨン。翌日、会社に行かずに夫の出勤を見送り、二度寝した後、ふと目が醒めたジヨンは思います。
地下鉄の駅に向かう行きしなにトーストを買って食べよう。昼食はジョンジュ食堂でビジチゲを食べるんだ。仕事が早く終わったら映画の一つでも観て帰ろうか。銀行にも行って、満期になった貯金を下ろさなきゃいけないし
考えている途中で、既に昨日付で会社を辞めたこと、これは夫を見送って二度寝した後の起床であり、もう自分は出勤する必要がないということにジヨンは気付きます。色々と頭の中で予定を組み立てながら、忙しくもどこか胸躍る気持ちで通退勤の道を歩いていた人生は、理不尽にも奪われてしまったのです。そこで、今まで自分が得ていた日常がごっそりと失われてしまったことに改めて直面したジヨンは、やっと涙を流します。
翻訳をノートに書き込みながら、わたしも一緒に泣いていました。とにかく女性の働き口がなく、就職活動中にひたすら苦労を重ね、やっと得た就職先の会社でもガラスの天井にぶち当たり、セクハラに遭い、幾度も悔しく腹立たしい思いをし、それでもなんとか向上心や誇りを持って、ジヨンは仕事を続けていました。
ああ、今ジヨンはどんなにつらいだろう。
キムジヨン読書会の良さは、このようなジヨンの人生をみんなで併走しながら、一緒に憤り、一緒に考えることが出来るところでした。辛い物語だからこそ、読書会で取り上げる意義もあるのだと考えさせられました。
わたしは日曜日に仕事が入ることが多く、殆どがアーカイブでの参加でしたが、毎回かかさず予習し、皆さんの読書会の様子を見ながら、自分も心を通わせていました。
特に活発に発言される方々はお名前も覚えて、ついでに人となりも分かってきて、更に「この人の翻訳、いつも綺麗だし元々小説が好きの人なのだろうな」と、密かに発表されるを楽しみにする方も出来たりしました。自分は画面上に上がってないながらも、ゆうき先生を含めた参加者の方々にはすっかり親しみ、一年間楽しく続けることが出来ました。
「難しいかしらん?」と思っていた原書小説を、一冊読み切ったときの感動は今でも忘れられません。英語を全く出来ないわたしにとって、これまでずっと、海外の言葉で書かれた小説を読むということは、ほんの一握りの天才だけに許されている能力だと思っていました。でも、それは自分にも不可能なことではなかったのです。「まだまだやれるかもしれない!」「自分には伸びしろがあるぞ!!」という確信が、深い満足感の後にやって来ました。このような広々とした、わくわくした希望を与えてくれた読書会体験は、わたしにとってはとてつもなく大きな経験になりました。
ゆうき先生、参加者のみなさま、本当にどうも有り難うございました!!
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「ドストエフスキー読書会」と「キムジヨン読書会」は、それぞれに海外小説ですが、読書会としての方向性や質はいろいろ違います。
しかし、そこに書かれてあるテクストを読み込み、背景を見つめ、参加者と作品を一緒に深く味わっていこうという試みや本質は、同じ情熱を感じます。
読書会には様々なやりかたがあり、楽しみかたがあるでしょう。今回取り上げたものは、割と双方がアカデミックな面の強い読書会でもありましたが、もっとフラットにお喋り感覚で交わされる読書会もあり、そういうスタンスのよさも勿論あると思います。
岩波新書から、向井和美『読書会という幸福』という本が出ています。この記事のタイトルのオマージュ元にもなっている一冊で、最後に一節を引用させて頂こうと思います。
本は自分の人生を映し出す鏡でもある。だからこそ、かつて本を現実逃避の手段にしていたわたしは、読書会という場を与えられたことで、本をとおして人とつながり、メンバーたちと三十年近くにわたって本を語り合ってきた。本について語りながら、実のところはわたしたち自身の人生を語ってきたのではないかと思う。
『読書という幸福』向井美和(岩波新書 2022)
一人でする読書は楽しい。
誰かとする読書も楽しい。
本を通じて、わたしたちは共に併走することが出来、また時代や世代や国や文化を超えて通じることが出来る。
そんな気持ちを噛みしめ、壊れた枠から射し込むあたたかな光に目を細めている十二月のこの頃です。
来年は、どんな光を見ることが出来るだろう。
ここまで読んで頂き、どうも有り難うございました!!!!
最後に告知ですが、今年のクリスマス頃に、ヨイヨルさんがホストをされている文学ポットキャスト「良い夜を聞いている」のクリスマス特集にお邪魔する予定です。
古今東西の……あの……尾籠な……についての文学(まだ発表前なのでぼかしてます)について、熱く語り合うビブリオバトル会になっております。
わたしのアクセル全開のすごい面白い回になっておりますので、ご興味ある方は是非に聞いてみて下さいね~~!!!
以下は前回のヨイヨルさんと蛙坂さんの中国の作家「残雪」についての回です
あと、今冬一番のお薦めドストエフスキー中編、『賭博者』は、ものすごいパワフルな婆さんが大暴れして最高だったのでみんな読んでね!!!婆さんが大暴れする小説に外れなし!!!!!(真理)
ということで、今度こそ本当にお仕舞いです。
明日、14日は安琦さん、家出をしたお話しだそうです!
よろしくお願いします~~~!!!!!
